そらいろちょっきり

生きもの見つけたりとかするよ

ハンミョウ飼育のちょっと追加

どうも、ぼこわたりです。

 

前回の記事でハンミョウの飼育を開始したことをお伝えしましたが、

その後の追記です。

 

 餌を色々与えてみた

 

餌もミルワーム以外にも色々与えてみました。

f:id:boko-watari:20200515225754j:plain

f:id:boko-watari:20200515225809j:plain

我が家の庭に植えてある野バラにくっついていた芋虫です。

ハバチの仲間の幼虫でしょうか。

クシヒゲハバチやクワガタハバチの幼虫かと思っているのですが

正直同定には自信がありません。

 

 

f:id:boko-watari:20200515230423j:plain

たくさん採れたものを冷凍庫で凍らせて保存していたものを

解凍して与えてみましたが、死んで動かない幼虫でも問題なく食べていました。

 

他にも乾燥赤虫を水でふやかしたものや、

ペット用の人工飼料を水でふやかしたものも食べていました。

 

生きた虫でなくとも食べてくれるので

餌の確保に困ることはなさそうです。

繁殖や幼虫の成長にカタツムリが必須なマイマイカブリよりも

餌については飼育がしやすいと言えますね。

 

 

 

 

 

 

通気性の問題が発生

 

前回の記事でも書きましたが、

飼育ケースにはクリアスライダーラージというものを使用しています。

 

フタがスライド式のため、ケースのフタの開け閉めの際に

自分の必要なだけ開ける量を調節できるので、

ハンミョウの飛び出し脱走を防ぐことができるのが重宝します。

また全面が透明なため観察がしやすいのも気に入っております。

 

空気穴が小さいスリット状になっており、

これによりコバエがケース内に侵入できないようになっているのですが

それが仇となり湿気がこもりやすくなっていることに

飼育を開始してから気づきました。

 

ケースの内壁に結露があるのと、

メンテナンスのためにフタを開けた時に、

むわっとした空気がケース内から立ち上ってくるので

ケース内は蒸れ蒸れの状態になっているようです。

ぼくも巨乳なのでおっぱいの下が蒸れたりすることも多く、

蒸れの不快感はわかるつもりです。

早急に解決してあげる必要があると感じました。

 

 

 

 

 

 

通気性の問題を解決する

 

解決方法はいくつか考えましたが、

通気性のいい普通のプラケースに交換するという案は却下しました。

それほどにフタをスライドして開ける量を調節できるというのが

ぼくの中ではかなり重要な要素となっております。

フタがスライドできるかできないかで

日々の飼育のメンテナンス時のストレスが大幅に変わるので、

クリアスライダーラージは使用し続けたいと思いました。

 

同じようなスライド式のケースで通気性も確保されている物を探しましたが

特に見つかりませんでしたので、

クリアスライダーラージをどうにかする方向で解決します。

もしフタをスライドで開けることができ、

さらに通気性の良いものを知っている方がいましたら

教えて頂けると嬉しいです。

 

さて、通気性の確保についてですが、

単純にフタに穴を開けることで解決することにしました。

なんとも単純ですが別のケースを用意したりするコストもかからず、

手っ取り早く解決する方法ではあると思います。

 

f:id:boko-watari:20200515232318j:plain

クリアスライダーラージのフタにマジックで線を引きます。

線の内側をくりぬいてフタの4分の1程の面積を通気窓にします。

 

 

 

 

f:id:boko-watari:20200515232433j:plain

線の内側に沿って穴をいっぱい開けます。

ドリルも試してみましたが、電動ドリルは持っていなかったので

手動のドリルでは時間がかかると判断し、

鉄の串をガスコンロで熱し、それを突き刺して溶かして穴を開けました。

その際プラスチックの燃えるガスが出て非常に臭いので、

換気扇を回してその下で作業するようにしましょう。

また未成年の方はおうちの人に許可をもらって火事に気を付けて作業してください。

 

 

 

f:id:boko-watari:20200515232800j:plain

プラスチック用のニッパーで穴と穴の間を切って、穴を繋げていきます。

ミニ四駆の改造でボディを肉抜きするときと同じ要領ですね。

最近の子はミニ四駆とかわからないかもしれませんね。

わからない子はお父さんに聞いてみてください。

 

 

 

 

f:id:boko-watari:20200515232945j:plain

全部の穴を繋げるとこんな感じでくりぬけるかと思います。

このままですと穴の縁が切手の縁のようにギザギザしており

手触りがよくないのでヤスリがけをしてならしておきましょう。

 

 

 

 

f:id:boko-watari:20200515233026j:plain

ヤスリがけが終わったものがこちらです。

ちょっと線がまっすぐではないですが、

まぁ今回はこのくらいで次に進みます。

 

 

 

 

f:id:boko-watari:20200515233333j:plain

ホームセンターで網戸の張替え用の網を買ってきました。

ステンレス製のもので網目が細かいやつにしました。

恐らくこの網目の細かさならコバエも侵入できないと思います。

ほんのちょっとの量しか使わないのに、

がっつり2mサイズのものを買ったので(というかそれしかなかった)、

超大量に余ってしまってます。

 

 

 

 

f:id:boko-watari:20200515234622j:plain

この網を通気窓より一回り大きく切り出します。

 

 

 

 

 

f:id:boko-watari:20200515234840j:plain

両面テープでフタの外側から網を貼り付けます。

 

 

 

 

f:id:boko-watari:20200515234934j:plain

両面テープがべたつくのを防ぐのと網の切った縁がほつれてきたり、

極細のステンレスなので指に刺さったりすると危ないのでそれの防止として

マスキングテープをぐるっと一周貼って完成です。

指で多少押した程度ではビクともしないので普通の使用には耐えられると思います。

網戸用の網なので通気性も抜群です。

 

 

 

f:id:boko-watari:20200515235200j:plain

これでケース内の蒸れが解消されることを期待しております。

 

また何か飼育中に気づいたことや新たな発見がありましたら

記事にしたいと思います。

 

それでは今回はここまで。

次回をお楽しみに!