夜の高尾山
どうも、ぼこわたりです。
今回は夏の夜の高尾山での昆虫観察です。
2019年8月12日 天気:晴れ
高尾山と言えば関東に住む人ならば大体知っている有名な山ですが、
虫好きの間でも気軽に行ける山として有名です。
山の目の前まで電車で行ける上に、
ケーブルカーで山の中腹まで行くこともできます。
夜の21時頃に高尾山に到着しました。
ケーブルカーの最終便に乗って山の途中まで登ります。
そしてしばらくするとケーブルカーの駅の電気も落とされ
山の上のビアガーデンも営業を終了し、
辺りは暗闇に包まれます。
高尾山は観光地でもあるので、
普通の山と違って道に外灯があります。
蛍光灯時代はこの外灯の光に集まる蛾やカミキリムシを求めて
網を持った人が押し掛けておりましたが、
最近はLEDになってしまったので虫の集まりが激減し、
虫目的の人もめっきり少なくなりました。
今回はこのLEDになってしまった外灯に集まる
わずかな虫を観察するためにやってきたのです。
最初に見つけたのは渋皮のついた落花生です。
トコトコと歩いておりました。
高尾山ではそこそこ見かけるオオゾウムシ。
かわいいですね。
ミンミンゼミの羽化も見られました。
やはり何度見てもセミの羽化は美しい。
キクイゾウムシの仲間でしょうか。
採集していないのでこの写真だけでは同定ができませんでした。
カマドウマの仲間の1種、コノシタウマです。
嫌われがちなカマドウマですが、
ぼくはかっこいいと思います。
丸みを帯びたボリュームのあるボディに長い後脚、
長い触角なんかが魅力的ですね。
踏まれて潰されているセンチコガネを見つけました。
この日は3匹くらいセンチコガネを見つけましたが、
どれも踏まれて亡くなっているやつばかりでした。
ミヤマクワガタも雌雄で発見できました。
高尾山はミヤマクワガタが豊富なようで、
行けば最低1匹は見つけられます。
誰かが木に蜜のようなものを塗ったみたいで、
その蜜にまみれて砂だらけになったオオゾウムシです。
マダラメカクシゾウムシです。
地味だけど好きです。
ヒゲナガカミキリでしょうか。
カミキリムシも専門ではないので自信はないです。
ガの幼虫を食べていたゴミムシ系の虫。
種類はわかりません。
ニホントビナナフシの幼虫です。
この時期にまだ幼虫なのはちょっと遅い気もしますが・・・
産まれてくるのが遅かったのかな??
亜種としてはヒメマイマイカブリになりますね。
フラッシュの光のせいで青っぽく写ってますが
実際はほとんど黒です。
石垣のすきまにもう1匹発見しました。
こんな感じで色々な虫に出会うことができました。
エゾゼミなんかが見られるかと思いましたが(明かりに向かって飛んでくるので
道に落ちていることがたまにある)、
今回は見つけられませんでした。
それでは今回はここまで。
次回をお楽しみに!